皆さんの体験談

なぜ日本はアスペルガーがこんなにも嫌われるイメージで、モラハラ&DVのレッテルまで貼られているのか

大人のアスペルガー症候群は、なぜ日本とアメリカでこんなにも扱われ方が真逆なのか。なぜ日本はアスペルガーがこんなにも嫌われるイメージで、モラハラ&DVのレッテルまで貼られているのか。その理由の一つに、「生育歴が完全にシカトされている問題」がある。

仮に専門機関に相談しても必要な支援に結びつかない理由に「カウンセラーや医師にトラウマの視点が欠けている」問題があるそうだ。

私もその事実をDMで多く聞いてきた。専門機関に相談に行き1~2分話しただけで「あなたの旦那はアスペに違いないから離婚しかない」と言われてやり場のない気持ちになった人達が凄まじく多かったこと。

なぜ個々で何もかも状況が違う人達が、一言二言話しただけで日本各地で同じような対応をされるのか?日本の窓口や医療機関は、一方から聞いた夫婦問題→旦那側を今流行りのアスペにしとく→妻に離婚を勧める→でも責任は取れない、というマニュアルでもあるのだろうか?

今の時代に障害者へのあり得ない偏見である。

その人がどんな家庭環境で育ち、どんな考えや振る舞いをする親に心を育まれたのか。問題が発生した時、親はどのように対処しようとし、もう一方の親は何をしていたのか?その親を見て何を学んだか。学校ではどんな教師にどんなやり方で教育を叩き込まれたのか。

家庭と学校での育成現場、殴られたり蹴られたり嫌でも強制させられたり、心身共に虐待は受けたのか。大人になってから現在の表面上見えている問題。その原因の根っこを突き止めて心をケアする大切さ。そして旦那だけではなく、相談者: 妻側の生育歴にもライトを当てる必要性。

その人の現在の性格の問題ではなく、幼少期に何らかの被害にあったトラウマからきている可能性があるという知識があるとないとでは違う。自分を守るために、そのような物事の捉え方や考え方の癖になっていき、思考パターンが硬直していったのではないか。性格を変えるのではなく、心の病の治療をする重要性。しかし、必要な時に寄り添われたり助けられた経験がない人は、助けを求めに行かない。人を信用していない。

感情的に怒ったり暴れたり人を責めたりすることで、愛を得ようとする。または、我慢することで愛を得ようとする。自分に愛着障害がないかを考える意味。そして不健康な環境から自分や次の世代を離すことが、虐待の世代間連鎖を防ぐことに繋がる。

発達障害を発信する立場だと、その伝え方を深く考えさせられる。責めることは何の解決にもならない。夫婦問題をすべて「アスペルガーが原因」で片付けるには無理がありすぎる。その方が楽だが。解決はしないが。

アスペルガーの子の親、アスペルガーの子ども本人、発達障害を学んでいる人達が読んでも、偏見や虐めが生まれる引き金になったり、アスペルガーであることを隠そうとする気持ちにさせてしまうことは避けたい。私の空間(アカウント)だけは。

夫婦の場合、ふたりで築いたパートナーシップから生じるカサンドラ症候群 の認知のされ方も、日本では生育歴が完全にシカトされている。メディアや書籍の方向性を信じて学ぶと、アスペルガー側が変わることが夫婦問題の解決に繋がる雄一の道なんだ!と誤解を招きやすい。

そして妻は自分の歴史を知る必要性からますます遠ざかり、現在の夫の表面問題を解決しようと一生懸命になる。自分をよく知らない同士のまま、アスペルガーではないかもしれないのに、アスペルガーの特性のみを学ばせようとして、何が解決し誰が生きやすくなるというのだろうか。

生育歴を知ることは特定の人や環境のせいにして恨んだり凹んだり目的ではないよ。自分を知る作業で様々な感情が溢れることはあるかもだけど、最終地ではない。自分の物事の捉え方や考え方の癖を見つけ出して、硬直している思考パターンを改善して生きやすくする目的。他人も自分も責めない否定しない。

学歴や職歴だけでなく、生育歴を知る大切さを次の世代に伝えていきたい。

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