さくらの気持ち

最後に私たちから

2019年に夫婦関係の改善が落ち着いてきた頃にSNSを始めました。きっかけは夫の「二人でやってみる?」というカジュアルなお誘い。私たちが乗り越えてきた過去を綴ってみようとSNSを開設しました。

嬉しいことに、コメントやメッセージを通してたくさんの方々との出会いがありました。それぞれのお話を個人的に聞かせていただくうちに、私たちの夫婦関係だけではなく人の数だけある物語をみんなが読めるようにしたいと考え始め、皆さんの体験談ができました。

年月がたちライフスタイルが変わると、夫婦でSNSへの時間を見直すようになりました。私たちが書き綴りたかった思いは十分に発信したタイミングでもあったので、閉じることにしました。

このブログは皆さんの体験談を載せているため、今必要な方々へできる限り残しておきたい気持ちがありますが、さらに年月を重ねれば、その必要性は薄まっていくとも考えています。人間関係で立ち止まる出来事があった時、自分に視点を向け、そこから得られる気づきと共に自分を見つめ直し進む生き方は、すでに人々の心に広まっていると思うからです。

よく知らない人や事への否定ではなく、よく知らないからこそ知ろうとする心を持ち、自分と他人の違いを受け入れられるようになってほしい。今心を育んでいる最中の子どもたちをみるとそう願うのですが、身近な大人のあり方を吸収して育つからこそ、再び視点は自分に向けられるのです。

好きな人と両思いになれて、愛する人と結婚して家族になれた奇跡を、これからもずっと大切にしていきたいです。

今までありがとうございました。

Alan&Sakura