皆さんの体験談

普通を諦める理由ができるから / サラさん編

今日はさくらさんへの感謝と、以前の投稿にもあった「カサンドラと親子関係」についてお伝えしたくてDMしました。

1ヶ月前に夫が心理検査を受けました。その時、私は焦っていました。早くカウンセリングを受けたかったし、早く発達障害の診断が欲しかったからです。

「普通を諦める理由ができるから」

私は夫が発達障害であって欲しいと思っていました。

心が疲弊しているのもありましたが、何より上手く行かない状況を「発達障害である夫」のせいにしたかったんだと思います。

なんでこんな人と結婚したんだろう!間違った!私の人生を返して!!

結果が出るまで1ヶ月かかると知り、その遠さに絶望感すらありました。冷静になれるまでの期間、泣きわめいて怒り狂って家出して…酷い言葉も言いました。

父との関係に向き合い気づいたこと

そんな折コロナが流行、自粛生活を送る中で己に向き合う時間が増えました。そこで、これまでの私自身の軸が父親に傾いていたこと、ごまかしていた記憶や気持ち、「父親が気にいる夫」を押し付けようとしていたこと等…ずっと前から気づいていたのに見て見ぬ振りをしていたことを認めることができました。

自分に向き合ってその部分を冷静に考えたら、「父親と正反対の人」を自分自身で選んでいた事に気づきました。まだ何も解決はしていませんが、さくらさんも仰るとおり、「自分に向き合うことの大切さ」を実感できました。

自分の目を瞑りたい部分に向き合い始めてから、夫に対しても冷静に、前よりも優しさを持って接することが出来ています。

私が感じていた「夫のいいところ」も、再認識することができました。

夫との生活を諦めたくない

今日届いた心理士さんからのレポートにはASDとADHDともに傾向が高いという結果がありましたが、「夫との生活を諦めたくない」と思えました。夫と話し合いもできました。夫も、少しずつ努力してくれています。

夫曰く「気を抜く(=素になる)と失敗する」実感があるそうです。

だから、今の夫はきっとすごく疲れる生活だと思います。子育ての視点から考えると、どうしても夫に努力してほしい、私が譲れない部分が多いのですが、それが夫を追い詰めるのかも…とも思うのです。

ましてや今は家にこもる日々なので、通院やカウンセリングに通える日まで夫への二次障害が起きないように穏やかでいたいです。ちなみに、夫に対する義母の接し方を見る限り、そこに要因があるようにも思います。

夫が発達障害なのでは?と疑いだしてから今日まで数カ月、辛いことも沢山ありましたが、さくらさんの記事に何度も救われて前を向けました。

目指すものも見えました。

コロナの影響でまだ先になりそうですが、きちんと医師や心理士さんに頼って、私達夫婦に合った暮らし方を見つけていきたいです。