皆さんの体験談

アスペルガーをモンスター化させていく妻の愛着障害(しろさん編)

夫が、アスペルガー症候群、私がカサンドラ症候群ではないかと気が付いたのは、今年の1月でした。(結婚して20年です)

壊れかけた夫婦関係を見直し、改善を進めているところです。

ひと月ほど前に、友人の紹介で Alan&Sakuraさんのインスタグラムを知り、YouTube、ブログなども拝見して夫婦関係改善の参考にさせて頂いています。

「なぜ日本人ばかりがカサンドラになるのか⁉️」のトピックは、私がちょうど考えていたこととシンクロしていて、大変うなずける内容でした。

お互いが変わることを望んだ結果…

私達は、夫のアスペルガーが解ってお互いにいろんな本を読み勉強していましたが、最初はお互いに相手が変わることを望んでいました。

私は、夫が自分のAS的特性を自覚して改善してくれることを。

夫は、私がASの特性を理解して、その特性を助長しないような言葉がけをしてくれることを。

もちろん、お互いすぐに変われるわけではなく、相手の変わらなさについ責めるような言動をとり、仲よくしたいのに仲よくできない、そんな苛立ちを覚えていました。

厳しかった母に、ありのままの私では愛してもらえなかった

そんな時、私は自分のことに向き合わざるを得なくなるような出来事があり、自分が変わろうと必死に努力しました。

それは、「普通」のことができない相手(夫ではないが、AS的特性を持った若い女性)を受け入れて、優しく接することでした。

最初は、イライラしたり、無力感に陥ったり、どうしたら行動してくれるのか?とヤキモキしたりしていたのですが「そのままの相手を受け入れる」ことを必死でやってみるうちに、意外なことに私自身が癒されていくのを感じたのです。

私は子供の頃、母に厳しく育てられ「ありのままの私では愛してもらえない」と感じて「こうあらねばならない」という枠の中で生きていたことに気が付きました。

できない相手を受け入れることで、ありのままでは愛してもらえなかった子供の頃の自分も、受け入れてもらって喜んでいるような、不思議な感覚になりました。

そうしたらとても気持ちが楽になって、「夫の課題に対して私が指摘するのはやめよう」って、思えるようになりました。

「夫ができないなら、私がサポートしてあげたらいいじゃない」とまで思っていることに、自分でも驚きです。

妻側の愛着障害からくるあり方が、アスペルガーをモンスター化させていく構図

夫が「アスペルガー(の特性)は成長する」と言ったことがあるのですが、それは本当だなあと思います。(当時は「またひとのせいにして!」って、ちょっと思ってました)

今までの私達夫婦のことを振り返ってみると、妻側の愛着障害からくるあり方が、アスペルガーの夫のストレスになり、そのストレスによってアスペルガーもモンスター化していくという構図は、確かにあるなあと思いました。

アスペルガーがモンスター化すれば、愛着障害がカサンドラという形になって表れるというのも、当然の流れのような気がします。

そうなると、アスペルガーが問題になるのは、パートナーの愛着障害や、「普通」という概念に当てはめようとすることで、起きてくる現象なのではないかと思ったりしています。

アスペルガー的特性を持った人は、問題にならない人達も含めると実はたくさんいるんじゃないかとも思います。

そうだとしたら、アスペルガー症候群なんて本当はないのかもと思ったり「普通」という概念もいらないのかも?と思ったりします。

私は、人間関係を良好にしたいのなら、それを邪魔するような「普通」という概念は、手放したほうがいいなと思うようになりました。

相手の問題を自分が解決しようと背負わないこと

今、いろんな本を読んでいますが、今の私に必要な言葉がどんどん私の中に入ってきています。

さくらさんのおっしゃる「相手の問題を自分が解決しようと背負わないこと」も、アドラー心理学の本の中に「課題の分離」という言葉で書かれていて、とても大切なことと実感しています。

私達夫婦は一時期、同じ空間と時間をふたりで過ごすことを避けてきました。

でも、その時期を過ごしたことは、お互いのストレスを軽減したり、自分自身と向き合ったりすることに、とても大切なことだったと思っています。

今は、夫婦ふたりの時間を穏やかに過ごすことが、少しずつできるようになってきました。

私はまだ、夫の良い所をたくさん思い出せるほどは回復していませんが、これからふたりで過ごす時間のなかで、少しずつ思い出すことができるようになるのかなあ、と思っています。

長文になってしまいましたが、Alan&Sakuraさんのインスタグラム、YouTube、ブログを参考にしながら、私なりに考えて、夫といろんな話をすることが今は楽しみとなっています。

これからも、おふたりのエピソードや夫婦関係改善のヒントなど、楽しみにしています。

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