娘が学校へ行かなくなって、はじめの頃は、怠けじゃないか、将来生きていけるのか、この世の終わりだ…ぐらいに本気で思ってた。
色んなこと考えて、自分も半分鬱っぽくなったり、紆余曲折あったけど、行き着いた答えは、「今の学校のスタイルは、娘には合わなかった。」ということ。
学校へ行きたくないんじゃなくて、行きたいけど行けないが正解。行けば身体症状がでて、辛いから行けない。だから、行きたいんです本当は。行事にも参加したいし、お友達にも会いたい。
これが娘の本当の気持ち。もどかしい。
みんなと一緒が当たり前の世界だった
自分の子供が不登校になって、私も改めて、自分はどうだったのか、今の日本の教育のシステムは、子供達にあっているんだろうか、考えるようになった。
みんなと一緒が当たり前の世界で、自分自身で考えて行動する事を放棄していた自分に気づかされている。この数ヶ月で自分の考え方も気持ちも、ずいぶんと変わった。
子供との関わりかた、自分と人は違うこと、自分らしくいることの大切さ。こんなふうに真剣に、時間かけて深く考える事は、今までなかった。ただ漠然と生きてたから。娘はそのきっかけを作ってくれた。
子供から学ぶ事ってたくさんあるっていうけど、本当にその通りだなって思う。大人になって麻痺した思考や心を、もう一度、それでいいの?って考えさせられる。だから今、子供達がどんな事を思っているのか、生の声を聞いてみるといいと思う。素直な声を。
その中にきっと何か気づきがあるはず。
なぜそれが障害になるのか?
それから、発達障害の特性について。自分もうちの子供達も、その可能性を指摘されている。もしも今後、本人がその特性で困ることがあるのなら、それは障害なんだろうから、対処する必要があると思っている。病院等も必要があれば通う。
ただ、なぜそれが障害になるのか?
ということも、考える必要があると思っている。
例えば、学校へ行っている時はその特性がとても辛いものになってしまうけど、家にいたり、環境が変わったら気にならないなら、それは障害と呼ぶのか?とか。うまく言えないけど、そう思う。
自分の人生だから自分が決めればいい
知らないだけで世界は広い。
今ここが居場所じゃないと感じるなら、変えることだってできる。
大事なのは、人は自分で選択できるということ。
そこじゃなきゃダメ、それじゃなきゃダメなんてない。
人が決めることじゃない。
自分の人生だから自分が決めればいい。
私は私でいいし、あなたはあなたでいい。
みんなと一緒じゃなくていい。
でも、みんなと違うことするって、やっぱちょっと抵抗あるよね。ふつーにみんなが目指す高校じゃなくて通信だったり、定時制だったり。今は、まだまだ少数派だし。
でも、ちょっと思うんだよね。
今、そこを目指すうちの子は、その道のパイオニアになるんじゃないかって!
応援してるよ。