皆さんの体験談

自分はどうしたいのか?(カナさん編)

結婚21年目。夫の発達障害を疑いだしたのは結婚18年目。私の愛着障害やアダルトチルドレン、もしかしたら私も発達障害グレーなのかもしれないと”やっと”気づけたのは、さくらさんのブログを知った時なので最近になります。

私の育った環境の問題点(毒親育ちです)と、現在の夫婦関係の問題点との関わり合いは盲点でした。

夫が発達障害かもしれないと気づいてから相談しにいろいろ回りましたが、私にとっては時間とお金を無駄にしてきた気分です。

発達障害当事者とのカウンセリング

まずは発達障害当事者が行なっているカウンセリングを受けました。夫の気持ちを理解できるかもしれないと思ったからです。

発達障害の人の考え方や行動の意味を教えてくれるので、私が夫を理解して対応を変えることで、夫婦関係を改善しようという方針でした。(でも発達障害には個々で違いがあるので、このカウンセラーの場合が強かったと思います)

それでも最初は頑張っていましたが、私の精神的負担が増えていくだけでした。「なぜ私だけが我慢して頑張らなくてはいけないの?」とストレスが溜まっていきました。うまくいかなかった時は、「私の対応の仕方がいけないんだ」と自信を無くして自分を責めていました。

その気持ちをカウンセラーに打ち明けると「カサンドラ症候群を楽にしたいなら、外へ目を向けて下さい。趣味を持ったり、友達と会って下さい」とアドバイスをされました。

そんな気晴らしで夫婦関係が改善されたらこんなに悩んでいません…(苦笑)夫婦の問題から逃げているようで納得のいくものではありませんでした。

今思えばこのカウンセラーの強みは発達障害当事者として発達障害の知識の豊富さではあったけれど、”夫婦”という形の中で、カサンドラ症候群の妻が本当に苦しみから乗り越えられる方法は知らなかったのではと感じています。

もし夫が将来、生きづらさからカウンセリングを受けたいと言い出したら、発達障害当事者とのカウンセリングは相性がいいのではないかと思っています。

離婚したカサンドラ経験者の話

次に、離婚したカサンドラ症候群経験者に話を聞きに行きました。悩みを共感し合えて癒されると思ったのですが、それはそれは酷いものでした。私が愚痴のはけ口にされただけです。

今になっては分かりますが、発達障害の元旦那さんが原因ではなく、その人のインナーチャイルドが癒されていないままだからこそ、離婚した後でも精神的に欲求を満たしてくれる存在(共感してくれる現在カサンドラ症候群の人=私)に依存し続けているのだと思いました。

反面教師として学べたのは良かったです。

離婚弁護士へ無料相談

無料という言葉につられて、離婚弁護士へ無料相談にも行ったことがあります。いざという時のためにと軽い気持ちで相談に行ってしまうと、他人の意見に流されて自分の人生を棒に振ってしまうと思いました。

話を聞いてくれて優しくて共感してくれて「あなたには幸せになる権利がある!そんな酷い人とは早く離婚しなさい!」と心理的にどんどん被害者意識を高められていきました。(私の説明の仕方も、夫を悪者にさせてしまうような話し方だったと反省しています)

勢いで離婚するところでした(笑)離婚する夫婦がいてお金が入る仕組みなので、離婚を勧められて当然です。

夫婦円満を目指したいのに、完全に相談場所を間違えていました。この頃の私は精神的にボロボロすぎて、そんな判断もできずにおかしかったんだと思います。

そんな時、子どもの習い事の先生に「いろんな方の体験談が紹介されていて参考になりますよ」と、さくらさんとアランさんのブログを紹介されました。

そして私がいつまでたっても精神的にボロボロの理由は、夫が原因ではなく、まずは自分に向き合う必要性を無視していたからだと気づけました。

さくらさんの経験だけでなく、皆さんの声をたくさん掲載してくださっていることはとても有り難いです。”初めて”、心が納得する内容ばかりでした。さくらさんのブログに21年前に出会いたかったです。

まずは自分の心にしっかりと向き合うために、心理士とのカウンセリングの予約も取りました。

夫は幼少期に精神的、身体的虐待を受けていたので、もしかしたら発達障害ではなく幼少期の影響なのでは?と思うようになりました。夫には、私の問題点が落ち着いたら少しずつ話してみようと思います。

そうなると、私が発達障害と決めつけていたことは事実ではないのかもしれない、もう誰にも分からないかもしれない、分からないなら答えを探すのはやめよう!と吹っ切れてから心が軽くなりました。

今は答えを求めなくてもいい

私自身、HSPも疑ったことがありました。しかしこれも発達障害の特徴と似ていると知り、自己判断では難しいと感じています。

いつか答えを求めなくてはいけない時がくるかもしれませんが、今の私には「そういう可能性はあるのかも」とだけにして、自分自身の過去と向き合うことの方が必要なようです。

-発達障害当事者とのカウンセリング
-離婚したカサンドラ症候群の人の話を聞く
-離婚弁護士へ相談


私にはどれも合いませんでした。

-相手の発達障害に向き合うことでもなく…
-自分のカサンドラ症候群に向き合うことでもなく…
-誰かに離婚を迫られて決断をしてしまうことでもなく…

自分自身の過去と現在の繋がりを理解することと、自分がどうしたいかという自分軸を持つことが答えなんだとやっと分かりました。

夫が発達障害でもそうでなくても、夫婦円満の秘訣はどんな夫婦にも共通していると思います。さくらさんのブログを読んでいると、そう心に染み込んできます。

いつか夫と一緒に、さくらさんとアランさんのブログやYouTubeを見れる日がきたらいいなと思っています。

このような場を作ってくださり本当にありがとうございます。

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