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Q.発達障害についてどんな本を読まれてきましたか?

Q.発達障害についてどんな本を読まれてきましたか?オススメがあったら教えてください。

本はたくさん読んできたけれど、正直に答えると今では後悔している。最低限の知識は必要とは思う。でも私は、参考書に書かれている特性と結びつけすぎてしまい、夫を「発達障害の人」という見方をしていた時期があった。自分も夫婦関係も一番荒れた時期。

発達障害をコンテンツやネタ化して、イラつかない対策や夫のトリセツなど「発達障害の人に一方的に非がありパートナーは苦を背負う被害者」的な内容に偏っている本が多かったのも原因だと思う。もちろん、タイトルや内容からそういうのを中心に無意識に選んでいた自分自身も向き合うべき面があるけど。

怒りや孤独感など共感しまくる内容はあったけれど、その場その時の相手への感情だけに注目するのではなく「なぜ自分はそう感じるのか?」と自分の心に問いかけていく自己理解の大切さは、カウンセリングに行ってから学んだ。

本は参考になるけれど知りすぎると無知になると気づいた。夫の特性も私自身の特性も本には載っていない。夫婦関係の答えも載っていない。夫婦でコミュニケーションを取りながら答えを探っていく。

それは時にひどく難しいことだったけれど、夫が発達障害だから難しかったわけではなかった。ふたりで一緒に築いてきた夫婦関係が難しくさせていた。向き合うべき人は夫と自分の中身。本は参考になる程度だと今の私は思っている。

発達障害の本は紹介できないけれど、私が読んでよかった読み物を紹介。

ごろごろしながら雑誌を読んでいた時に目に止まった「美濃羽まゆみ」さんのコラム。遠回りしながら私がやっとこ行き着いた思考と激似していて「!?」と思ったのが始まり。

調べたらお子さんの発達障害について書かれた美濃羽さんのブログにたどり着き、その考えに同感した。

“「ふつう」と「ふつうじゃない」にラベルわけすることで、子どもたちが育ちあう機会を、もしかすると奪っているんじゃないかな”

“色んな方面から発達障がいについて知るようになって、気付かされることがありました。障がいは決してゴン本人の問題なのではなく、環境との組み合わせの問題、すなわち、社会の側に原因があるのではないだろうか、と思うようになったのです”

過去の本紹介の記事からは3冊紹介。

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生きるための選択 この本を読む前は、最初から最後まで一字一句、北朝鮮は私の想像を絶するとんでもない国と感じると思っていた。事実そうだった。過酷で悲惨すぎ...
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私は、発達障害を理解したいから発達障害の本を読むよりも、いろんな人の考えや生き方を読んで、いろんな考えや価値観の違いを取り込んでいく方が必要だと思う。