アメリカでの学び

なぜ日本からアメリカ国籍に変えたのか?

Q. なぜ日本からアメリカ国籍に変えたのか?

真鍋氏の日本社会への指摘に対し観客が笑う場面がある。コメ欄にあった「向こうはジョークとして受け取ってるから笑いが起きてるけど、こちらでは本当に笑えない事態にまで来てる」が核心をついている 。

「日本教育の改善を願う」真鍋氏の最後の言葉が重い。

日本は海に囲まれた小さな島国。だから他国の刺激が入りにくく昔からの固定価値観や常識が沢山ある。子でも大人でも自分らしさが失われ生きづらさを感じる時、社会適応できない自分に悩むより、単に自国の文化に合わないと気づくことは大切。生まれた国の社会が合わないことはある。極めて普通のこと。

世界では国境を渡ったり亡命したり他国に移住する人々がいる。アメリカに住んでるとそういう家族が近所にいる。自国で同調能力を高めるよりも他国に出た方が解決に至ることがある。違いある人々が安全に生活できる広い大陸は、日本の外にも広がっている。完璧な生活はないが機能はしている。

将来は生まれた国に留まらずに自分に合う社会の国を探して仕事を見つけたり暮らすのがもっと当たり前になっていいと思う。逆に日本が外国人労働者を受け入れる体制に改善がある。アップデートすべき教育もある。そして近い将来、生まれた日本が一人一人に生きやすい社会の国であってほしい。