さくらの気持ち

助けが必要なことを「怒り」で表さないで

夫は体調が悪い時にそう言わない。代わりに朝から不機嫌になる。散々私に冷たく当たるので嫌な気持ち。次第に私も夫に冷たく当たり、口論になってやっと夫から「朝から頭痛いんだよっ」と吐き出される。私はそこで初めて夫の体調不良を知る。もう夕方。「なんで言ってくれなかったの?」となる。

もう同じことを繰り返されてて嫌なので、昨夜この話を改めて夫に持ちかけた。「子供の頃から、自分に助けが必要な時に素直にそう言えない」という良くない面を夫は自覚している。精神的に寄り添えなかった幼少期の親子関係が、他の人もそうだという思考の癖になっている。夫婦関係にまで影響している。

自分が弱っている時、特にメンタルがやられている時は、単に性格の悪い人間になって八つ当たりしてくる。本当は心も体も助けを求めているのに。誰にも伝わらない。

「体調不良の時は早めに言って。ご飯も変えるし看病もするから。だから助けが必要なことを「怒り」で表さないで。伝わるような「言葉」で言って欲しい」と伝えた。

「ありがとう」と言われた。私が体調不良の時、夫は親身に看病してくれる。

私も夫が辛い時は寄り添ってあげたい。
お互いを大切にし合いたいだけ。