インスタでさくらさんの投稿を見つけてから、「夫婦関係で私が悩んでたそのものだ！」と思い、私の夫もアスペルガーだったんだと理由が分かって、道が見えた気がしました。付き合ってるときは投稿にあったように、ほんとに大事にされてると感じ、大好きでした。
ですが、一緒に住んで2日目から目も見ない、いないかのように扱われる、話してもそっけない態度で別人のようだと感じてとても辛く、私が辛すぎで泣いていても、1人ご飯を食べてビールを飲んで寝てしまう夫でした。
楽しい時もたまにあるけど…日常的には「情緒的な幸せを感じない」と言うさくらさんのセリフが私の気持ちにぴったりでした。
今結婚して8年目にしてついに発達診断をしている病院に夫だけ行きました。問診をして診断結果は「発達障害の可能性は極めて低い」と言われたようです。
そして、私のほうが願望の押し付けをしている、一緒に生活をして、自分の思っていたことと違うから目につくだけ、ただの性格の不一致と言われたそうです。とても絶望感が襲ってきました。
夫はそれからすごく強気で「俺は発達障害じゃない、おかしいのはそっちだ！」と、ますます話しを聞かなくなりました。
「私がおかしいのか？」と、もうよく分かりません。あの最初からの違和感も、話しが通じない苦しみも、私が言ったことを否定にしか聞こえず人のせいにしてくるこの苦しみも、家では外とは違う夫を私しか知らず、誰も分かってくれないと押しつぶされそうです。
私達夫婦はこの診断を機に、散々ケンカばかりしてきたし離婚になりそうです。子どももいて保育園で少し発達を指摘され、1人でやっていかないとと頭がいっぱいです。
数ヶ月後、近況のDMをいただきました。
あれからしばらくは眠れず辛い日々でした。そんな中でカウンセリングに行ったり発達障害の本を買って読んでみたり、さくらさんや他の方の投稿も読んだりする中で、私の思ってる夫になって欲しいと伝え過ぎていた事、その伝え方も自分が正しいんだという思いから強くなっていた事に気付きました。
自分自身に向き合うのすごく大変でした。でもそれが大事なことだったんですね…向き合えたことで前の自分より今の自分の方が好きになれました。夫に感謝しないとです。
最初はもちろん夫の無神経な言動から始まった事でも、夫をどうにかしようとするんじゃなく、「大事なのは私の気持ちに最初から向き合うこと」だったんだなと気付けました。
とか言ってますが、夫を前にするときっとまだ素直になれません…笑
夫の問題だなと思う事も私が考える問題ではなく、それは夫自身の問題で、そこを無理矢理変えようとするから自分が辛くなっていったんだと思います。″私の理想の夫″にこだわっていたら、夫の努力にも気付けないですもんね。
私も私なりにこれからまあるくなりたいです。
病院での診断後、夫に「離婚だ！」と言われた時、私の結婚生活の8年はなんだったんだろう、離婚したくないと言われて色々頑張ってきたつもりだったのに、と潰れそうでした。でもその8年も夫とやりたかった「私の理想の結婚生活」を手放すのに私が必要な時間だったんだと思ったらスッとして、今までのモヤモヤが嘘のようになくなりました。
その後、この今の気持ちをカウンセラーの方とも話しました。私の理想とすることも全部我慢しようと思わなくてよく、伝え方を変えていこう、そして夫にはまずカウンセリングに行くとこから始めて、自己防衛が強く否定や攻撃されてると思ってしまうところを変えていけるようにやっていこうと言ってもらいました。
私達が変わるまでにカウンセラーの方は「3年くらいでは？」と、おっしゃっていました…笑
私としては「3年で変えられるの？すごい！」と思っています。
今は自分でもびっくりするくらい夫のことを前向きに考えられる自分がいます。今は一緒に暮らしていないので元気な考えができるのもあると思いますが…
前を向く元気、自分を見つめる大切さを教えてもらえました！本当に本当にありがとうございます。
