日本の教育と心の健康

自分らしさを育む教育を受けていたら、どんな自分に自然になっていたんだろう

海外暮らしで気づいたこと。

「日本に生まれ、日本で育つことができるって素晴らしいことだったんだ」医職住、教育がある。暮らしができる。 「恵まれている」という言葉がぴったりだ。

その反面、社会が受け継いできた生きづらさもある。でも徐々に変わろうとしてる。

教育の指導法、家庭のあり方、常識や多様性。昔の良くない考えや習慣を一人一人がまずは自分から変わろうとしている。もともと他人想いの優しい日本人なんだから、心の教育の遅れを取り戻し、自分にも優しくできることが当たり前になったら、さらに素晴らしい国になると思う。

子どもたちの心が健康に育まれていけるよう、いろんな人達が声をあげて日本の教育指導が少しずつアップデートされてきている。時間はかかるだろうけれど、変化が生まれているのは嬉しい。時代により変化しようとする社会はやはり日本の素晴らしい面だと思う。

そして私も、叱責や人格否定、おかしな校則や指導がない時代に生まれたかったなと思うことがある。

それか高校からアメリカに行ってれば…とか考えてしまう時がある。点数や他人の評価で自分の価値が決まらず、自分で考えて答えを出し意見し、他人の違う意見も認め合い、正解はない。そんな教育をあの教室で受けるってどんな感じだったんだろう。

どんな自分に自然になっていたんだろう。
味わいたかったな。