森暮らし

国際結婚、夫婦で家具が合わない

アジア人が多く住む地域のカフェに入ったら、テーブルと椅子が低かった。座ってみると、足がしっかりと地面につく安定感と安心感。なんて心地いいこと!

思わず「この低さいいですね!」と店員さんに言ったら、客はほとんどがアジア人だしお年寄りも多いので、小柄なアジア人に合わせていると。ということで、さっそくうちのも低くすることにした。

夫に切ってもらい低くした椅子に座ったら、私は大満足。もう足がふらつかない。

次に夫が椅子を引いて座ろうとしたら、ガンッ!と鈍い音がした。低くなったテーブルに膝が勢いよく追突したらしい。

私158cmはすんなり座れるけれど、夫185cmはぶつからないように気をつけないと、膝にアザができる高さになってしまった。

座り心地については、I don’t dislike it (嫌いではないよ)と、私を気遣ってかどっちつかずのふらつく感想になった。

毎年冬が近づくと、今年こそコタツが欲しいと思い始める。でも夫は床に座るのが苦手だし、安いものではないので買おうか迷い続け、やっぱり今年も買わずに春を迎えた。高さのあるソファーは夫だけが使っている。ちゃぶ台と座布団は私だけが使ってる。テーブルと椅子の高さは合わない。

人種も文化も背も違う人間同士が心地よく感じる家具というのは、なかなかないもんですね。