さくらの気持ち

私がカサンドラの自助会を作らない理由

今まで「カサンドラ症候群の自助会を一緒に作りませんか?」というお誘いをいくつか受けてきた。ありがとうございます。

「カサンドラ症候群は、自分自身に向き合って自分の過去の心の傷を癒すことで回復していった。その過程を教える勉強会を開いて、現在カサンドラ症候群で苦しむ人たちを救っていきたい」

という方向性は共通していた。

でも私は、これからも夫婦で発信していくツールだけにしておきたい。

それは誰のため?自分のため?

私達はインスタ、Twitter、YouTube、そしてブログで発信をしているのだが、それらはすべて「私達夫婦」のため。

だけどハマり過ぎないのが私達の条件。

自分達の仕事や生活に支障がでないペースに抑えている。

誰かに分かって欲しいとか、共感して欲しい気持ちはなく、書くと私自身の心が整頓されていった。

私以外の人の話にも興味があり、今までカサンドラ症候群を乗り越えた人や発達障害当事者の話などもブログに紹介してきた。

現在は YouTube 動画にも紹介している。(募集中です!お気軽にDM下さい🙂)

人の話を聞くのは興味深い。

自分が考えもしなかったポジティブな捉え方をする人に出会うと、素直に感心感動する。

そして夫にも伝えて、それについて夫婦で話し合うことが何よりも自分達に良い影響を与えている。

でも、現在の心のあり方になるまでにきっと、大変な苦労があったに違いない。

いろんな人が集まってくる難しさ

カサンドラ症候群といっても、カサンドラ症候群だけに注目してしまうと回復はできない。

だから”患者”同士で集まっても、治らない。

それぞれが抱えているカサンドラ症候群以外の「何か」は、人それぞれ違う。

育った環境も、性格も、パートナーの性格も特性も、夫婦関係も何もかもが違う。

その全ての人たちを「カサンドラ症候群だけを抱えている人」とは扱えない。

あと、他人に指摘やアドバイスは絶対NGが基本。でもそれを避けようと、私達や誰かの経験を通しての話でも、自分自身が否定されたことのように捉えてしまう人がいる。

そして、その矢は言葉の暴力となって私達に向けられる。

そういう人達の生きづらさや特性からくる苦しみを回復に向かわせることができるのは、本人しかできない。

難しいところは専門家に任せた方がいいと思う。

私が興味があるのはあくまでも、自分自身にきちんと向き合えた人の話を聞くこと。

そこまでたどり着く手助けは、重すぎて私は背負えない。

人を救うことでしか自分が救われない状態は危険

アダルトチルドレン傾向がある人は、人を救いたがることで知られている。

これは職業にも表れていて「人に必要とされたい」「人の役に立ちたい」という気持ちから、医療や福祉系の仕事を選ぶ人が多いそうだ。

カウンセラーにも、アダルトチルドレンが多いと言われている。

以前読んだ本にこんなことが書いてあった。

「夜の世界(ホステス、ホストなど)で働く人には機能不全家族で育ったアダルトチルドレンの人が多い。その人達が昼の仕事に変えようとすると、誰かに必要とされたいという過去のトラウマから、福祉系を選んでしまう。しかし福祉系の仕事は給料が安く、生活していくのが苦しい。だからまた夜の世界に戻ってきてしまう」

人の悩みを聞いて手を差し伸べてあげることは素晴らしいこと。

しかし、人に必要とされることで自分の価値が決まってしまうような「自己犠牲」が強い場合は、相談者と依存関係になってしまう可能性もある。

その辺の境界線が曖昧の場合は、カサンドラ症候群を乗り越えてもしばらくは、自分自身を十分に癒し続けてあげて欲しい。

カサンドラ症候群を乗り越えた人なら分かっているはず。

人を自分の思い通りには変えられない。

自分の助言でそんなに簡単に他人が変わることはない。

カサンドラ症候群を乗り越えたからといって、カサンドラ症候群の人達に安易に関わるとトラブルが起きる可能性もある。

他人の心の扱いは素人には難しい。

専門家に任せた方が良いと思う。

他人の問題を解決しようとせず、自分の人生を楽しんで欲しい。

夫婦の時間、お子さんとの時間、家族の時間を大切にして欲しい。

何より、これからもずっと自分自身を一番大切にして欲しいです。

【ギフテッド】12歳からプログラミング - 才能を伸ばしてくれた両親 - 天才児に気づいた先生 Sakura 今日は、大学生の方からきたDMを紹介します! 大学生 卒業論文のテーマが、「発達障害とプログラミングの親和性」で...
パラドックス その後、パラドックス という英単語が分からずにひとり調...
カサンドラ症候群の一番の原因に気づいてから、夫婦関係が随分と改善されました(Lambさん編) 今日はLambさん(@MinnaTaisetsu)のお話を紹介します。 結婚してからの8年間、年に一度の割合で数ヶ月別居...