自己紹介/Our Introduction

アカウントの主旨

このアカウントでは、大人の発達障害の特性だけに注目するのではなく、価値観や人格が作られた生育歴を振り返り、自分自身に向き合う大切さを軸に運営しています。カサンドラ話は怒を生む共感を避け、自尊心を育むのが目的です。

  • 幸せを感じられる心
  • 家庭+教育=心の健康
  • 生育歴から自分を知る
  • 育った家庭環境=築いた夫婦関係
  • 親との関係から夫婦問題の根っこを突き止める
  • 学校教育指導アップデートの必要性
  • それぞれが自分らしくいられる家族のカタチ

自己紹介

アメリカ在住の国際結婚カップルです。

結婚して5年目のある日、夫が「アスペルガー症候群」と診断されました。夫婦関係がうまくいかない原因があったんだ!と二人でホッとしたのもつかの間、それからが大変でした。 いろいろありましたが、カウンセリングを通して「パートナーシップがうまく築けない原因は’ふたり’にあった」ことに気づかされました。それぞれが自分自身の課題に向き合うことで、2年半ほどかけて関係が安定してきました。 現在は家族幸せに暮らしています。

🇺🇸Alan
-アスペルガー症候群/ADHD
-職業はアスペルガーが多いと言われているエンジニア

🇯🇵Sakura
-カサンドラ症候群を脱出!

★アスペルガー症候群
社会性障害、コミュニケーション障害、興味の偏りなどが見られる発達障害の一種。知的障害はなく、むしろ特定の分野で高い知的能力が見られることが多い。

★ADHD 注意欠如・多動症

カサンドラの原因は「パートナーがアスペルガーだから」ではない

アメリカでカサンドラ症候群という言葉は知られていない。
発達障害と繋げることもされていない。

しかし日本は、人それぞれの考え方や感じ方や学び方の違いまでもが「障害」となり、パートナーと出会う前から抱えているであろう心の病やトラウマの症状までもが全部ひっくるめて「カサンドラ」となっている。

個々の違いを統一する教育とメンタルヘルスへの理解が乏しい社会が合わさった結果、日本版アスペルガーとカサンドラが生み出され、いつの間にかペアで扱われるようになってしまった。

もし幼少期に親との愛着がうまく形成されなかった場合は、現在のパートナーに共感や自分を分かって欲しい気持ちを過度に求めてしまい、それが満たされることがないためうつ状態になることもある。それをカサンドラだと感じる人もいる。

アスペルガーでなくても人の気持ちを汲み取るのが苦手な人はいる。幼少期に自分の辛い気持ちに寄り添われた経験がないために、他人の辛い気持ちにうまく寄り添えない場合もある。それをアスペルガーだと感じる人もいる。

常識やルールあふれる日本文化、男女格差の問題、育った家庭環境で育まれた心、教育で養った思考や行動パターン、それらもあらゆる人間関係に影響を及ぼしている。それらがすっぽり抜けているメディアや書籍で自己診断をすると、いとも簡単にアスペルガーっぽい特性やカサンドラっぽい状態に当てはまる。

発達障害の人に一方的に非があり、パートナーは苦を背負う被害者のような内容に偏っているのも、カップルや夫婦関係に更なる破綻を招いているのではないか。

何らかの差別化をして、‘ふたり’の特性と全体を視野に入れてのケアが必要。

昭和生まれで大人になって発達障害が分かった人は、発達障害を理解されて育っていないので、意味不明の生きづらさや人間関係の失敗を通して人との関わり方に影響が出ていることが多い。そして周囲も発達障害を学ぶ場がなく理解しないまま育った。日本の教育では自分の考えや感情が必要なくなっていき、みんなと一緒だと安心するように育つ。様々な違いある人との関わり方に慣れていない。

自分の生育歴を無視して現在の自分は知れない。
自分を理解しないと相手のことも理解できない。

日本の教育と心理分野が改善されていきますように。

★私のカサンドラ症候群を振り返って

1年間のカウンセリングを通して、夫がアスペルガーだったからカサンドラになった訳ではないと気づかされていった。

– 私のもともとの性格
– 結婚前から抱えていた心の問題
– 日本人という普通や常識に縛られた国民性

この3つが悪い方向へ重なり合い、私の心が自らカサンドラ症候群っぽい現状を生み出していた。夫にも性格上改善点があったから ‘悪化させていた’と言った方が近いだろう。

夫婦のどちらかに問題があれば、もう片方にも問題があると思う。合わさるペアがいるから不健康な関係が成り立つ。自分の問題を解決する前に出会い惹かれ合う相手は、悪い意味で言うと、相手にも解決していない問題がある。良い意味で言うと、衝突があるだろうから学び合い成長できる。人は自分と似た人と一緒になりパートナーシップを組むのだから。

私達は結婚前から解決していない課題がふたりの心にあった為、結婚後のパートナーシップがうまく築けなかった。問題が生じたら話し合いをして、解決を見出したり折り合いをつけていけるようなコミュニケーションが出来ていなかった。

だから夫がアスペルガーでもそうでなくても、仮に違う人と結婚していても、夫婦間の揉め事は誰とでも起こっていたと思う。私が自分の心の課題にずっと気づかない私のままなら。そして夫にも言えること。

夫がたまたまアスペルガーだったから自分の陥った状態をカサンドラと呼んだけど、アスペルガーではない違う人とうまくいっていなかったら「価値観の違い」とでも呼んだのかな。

それで済ませていたら、ここまで自分と向き合うこともしなかっただろうから、夫は自分の改善と成長の為に巡り会えた人だと思う。

それは、夫自身にも言えること。

いろんなことが見えてきて、理解できて、納得したら、もうそれらのレッテルに縛られない方がいいんだと思った。自分で無意識に作り出してきたものだから、意識して自分の力で少しずつ消していける。

これからも自分に向き合いながら、夫婦でのんびり歩んでいければと思います。

カサンドラのレッテルを剥がす時 私を苦しめていたカサンドラ症候群とは、一体なんだったのかと改めて考えてみた。 夫がアスペルガー症候群だと知れた時、救われたと思った。 ...

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