皆さんの体験談

“別居や離婚”は私が望んだ形でありませんでした(ゆうかさん編)

結婚して5年、子供が二人います。結婚後に夫との生活に違和感とストレスを感じており、たまたま本屋でアスペルガーとカサンドラについて書かれた本を見つけていろいろと腑に落ちました。

でも色んな本や他の方のブログなどを拝見しても、最終地点は「別居や離婚」でだけで、私が望んだ形でありませんでした。

日本で得るカサンドラの情報は被害者意識を強め、ますます関係性を拗らせてしまうなと思いました。私は実際にそうでしたから。

誰も味方がおらず、傷つき、冷静な心を失って、グシャグシャになっているところに、「あなたは被害者です、悪いのはアスペルガーである夫です」という情報を得ればそうなってしまうのも仕方がないのかもしれません。

情報を得てやっと自分の置かれている状況がわかり、解決策を見つけたと思っていました。でも、別居や離婚の最終地点は、私が望んだ未来ではなかったのでまた暗闇に戻っていた所でした。

そんなときにAlan&SakuraさんのYouTubeを見つけて、曇りきった心に光が指すようでした。

昔からアスペルガー気質の男性に興味を惹かれやすい私

昔からアスペルガー気質の男性に興味を惹かれやすいのは、私自身にもインナーチャイルドなどの問題があるとは常々思っていました。それを確信できたのも、Alan&Sakuraさんの情報のおかげです。

相手を非難して変えることばかり考えるより、まずは自分と向き合って自分の本当の望みを知っていくことから始めたいと思ってます。

お互い辛いことが増えすぎて素直になれない

確かに夫にも改善すべきところは山程あります。夫本人も心の奥底ではそれをわかっているのだと思います。

でもアスペルガー故に学生生活や社会人生活の中での生きずらさで抱えてしまったトラウマや、幼少期の悲しい記憶、それを生き抜くための彼なりの処世術やプライドなどが邪魔をして動けないんだろうと思います。

また、私が追い詰めている事もあるんだろうと思います。お互い辛いことが増えすぎて素直になれないんだろうな。

絡まりすぎてる釣り糸を解くようで、本当に大変な作業だと思いますが、絡まったままではこの先何もできないので少しづつ解していきたいです。それでもどうしても無理だったら新しい糸やリールに替えるという手も忘れずに。

何から手を付けるべきかどこから打開するべきか、今も抜け出せず苦しい状態ではありますが、ストレスで体調を崩していたところでしたので救われた気持ちです。ありがとうございます。

この様なご時世です、Alan&Sakuraさんもどうぞご自愛ください。

ここからは私、さくらの意見です。

日本のネットやSNSのカサンドラ枠は荒れている。被害者意識を強め、ますます夫婦関係性を拗らせてしまう。このような流れになったのは、「あなたは被害者です、悪いのはアスペルガーである夫です」とも捉えられてしまうようにカサンドラを広めてきたメディアや医療関係者の大失敗の証明だと思う。

藁にもすがる思いで得た絶望的な情報を人々がどう捉えてしまうのか。まだ何にもしていないのに、医療関係者までにも「夫がアスペルガー?あー無理無理!別居はできそう?でなかったら離婚だねえ」と言われ道を絶たれてしまうことが本当に助けになっているのか。(フォロワーさん”達”の実話)

これからの夫婦関係、自分の人生、「あなたはどうしたいのですか?」を聞かれることなく他人に決められてしまうのか。そこまでアスペルガーの人を否定して責任を押し付けたいのは、何か自分の中に劣等感でも持っているのだろうか。誰かを否定しないと自分を保てないのであろうか。

誰かは離婚や別居をしたかもしれない。それはそれで、その夫婦が真剣に向き合った結果だろう。だからってその他大勢もエスカレーター式で同じ道を勧めなくてもいいと思う。

ただ夫と仲良く暮らしていきたい。困難な道だとは分かっている。でも頑張りたい。悔いのないように自分にできることはやり遂げたい。なのに夫婦関係の改善を始める前に、その気持ちすら世間に否定されてしまう気がする。

もちろん、夫側も改善点は山ほどあるのは事実。でもそこだけに意識を集中させて他人を変えようと一生懸命になるやり方は、本気でよくないと思う。

どんなにめちゃくちゃな夫婦関係になってしまっても、お互いに惹かれあい、お互いを選び、夫婦になったふたり。そこには意味がある。そのふたりが夫婦関係を改善したいとなったら、まずどちらか一方が悪いという意識は弊害にしかならないはず。まず自分を知り自分自身に向き合うことは、相手を知るよりも大切。