アメリカでの学び

カサンドラの気持ちのケアへのアプローチ

カサンドラ症候群。アメリカでは心理士や精神科医がこの言葉を使うことはない。知られていない。夫がアスペルガーと診断された後、私はネットで日本語で調べている時にカサンドラを知った。日本語カサンドラ本を何冊か買いアメリカに送ってもらった。同じ苦しみを抱えている人がいる!!と知り衝撃だった。

それが”一時的な”心の救いであったのは間違いない。しかし”日本語での情報”で「カサンドラを軸にしたアスペルガー」を知っていったことで方向が外れてしまい、長期的に見て夫婦関係の悪化を招く要因になった。自分自身も荒れた。

もし時間が戻れるならカサンドラを知らなかったあの頃に戻りたい。被害者意識が凄かったからこそ、自分よりの信じたい情報だけを選ぶのではなく、シンプルにカウンセリングと自分達の関係に集中すべきだった。夫の中身とカサンドラのレッテルを貼っていない自分の中身を知ること: 生育歴。

最後は人と人。

別に私はカサンドラ症候群を名乗るなと言っていない。悩みを適切に扱ってくれる人がいて、心と相談しながら辛くない方向へ確実に進んで行けているのなら。配偶者を恨み続けることが望みではないはずだから。 自分が幸せになることを忘れてはいけない。

“日本ではカサンドラ症候群を経験している人に寄り添い過ぎてかASDなどのパートナーを批判的に説明する内容や病状についてを事細かに説明した情報に溢れていて、具体的な対処法について説明するものは存在していない。そこに被害者、加害者的視点からアプローチすることは決してあってはならない”

“カサンドラ症候群という言葉の浸透は、HSPの流行り方に通じるように、日本のメンタルヘルスへの理解が乏しい社会性が浮き出ている象徴”

心理カウンセラー吉澤やすのさんの記事。カサンドラの気持ちのケアへのアプローチが1.2.3とシンプルに書かれていて、辛さを自ら複雑化させていたあの頃の自分に送りたい。今まで読んだどのカサンドラ情報よりもダントツ同感する。