Q&A

Q.夫婦関係の改善でやって失敗だったことは?

「夫の苦手分野を私がサポートする」と認識していたこと。
他にもたくさんあるけれど、これが1歩目のつまずき。

例えば夫は忘れ事が多い。私が夫の予定やタスクを把握しリマインドするようになった。それでも忘れる。メモ案も、夫がメモ取りを忘れると「約束したのになんで!?」と怒ったり、メモを取り続けば家中メモだらけになった。何が優先か不明で夫には逆効果。次第に私は、負担を感じながらもサポートして”あげている”のに改善されない矛盾でイライラしていった。

夫は携帯に予定やタスクを入れて自分なりに努力はするけれど、完璧にはできないことをすでに理解し受容していた。それを受け入れていないのは私だった。

「私の基準」を夫に提示していることが夫婦関係の改善の妨げになっていることに、私が気づく必要がある、私の改善点だった。理解より受容。

夫に頼まれたら協力するし、夫が忘れることで私まで困るタスクは私がしつこくリマインドしてやってもらう。その他の細々したことは、完璧に求めすぎると互いに辛くなるのでやめた。よって私が勝手に背負っていた夫の負担も減った。

私が意識を改善して怒るポイントを減らしていけたので、互いの精神的ストレスが減った。苦手分野の改善より、互いに得意なことを分担してやった方が効率もいいし、心穏やかな生活に変化した。

私達は夫婦関係を中心に書いているけれど、目の前の人間関係を改善することは、他のあらゆる人間関係(親子、家族、友人、自分との関係)への改善にも繋がったと感じる。